各家の環境条件にもよりますが、塗装は一般的に5年～10年で塗り直しが必要になります。高耐久のものでも15年～20年ほど。永久には保ちません。放置をすれば、亀裂、はがれ、カビなどの傷みは広がり、腐食・浸水・倒壊へと進行します。塗料は、大切なご自宅を守り快適に過ごすための “消耗品” とお考えください。

　そんな重要な塗装工事ですが、残念ながら簡単に手抜きができ、その苦情が絶えないのも事実です。弊社もそういった痛々しい苦情案件の2次対応を何度もフォローしてきました。同業者としては悔しく悲しいことです。いい加減な業者は上っ面を塗り隠して、短期間しか保たない一時的な "偽り塗装" で終わらせるのです。

　日本人が100年生きる時代になった今、ムラヤマ塗装は100年家を守る塗装を志ます。そのために、誠実・丁寧な工程をかたくなに貫き通します。経年劣化で輝きを失いつつある建物に新たな命を吹き込み再生しつづけ、ひ孫の代まで100年続く家のサポートができるよう全てを注いでいきます。

　塗装業は技術職である一方、私はサービス業であるとも考えています。決して安価ではない塗装工事がゆえに、お客様に心からご満足いただくには、接客を含めたプロセスも重要だからです。そのためには、ご要望に丁寧に耳を傾け、現状と塗装計画を納得のいくまで話し合い、同じゴールを目指して作業を進めてまいります。

　2018年2月、フジケミ東京株式会社から優秀なパートナー業者として表彰いただき、「安全協力会理事」という大役を担いました。大手企業のもとで長年培ってきた実力を、お客様に直接届けられる環境を嬉しく思っております。

　仕事の一番の喜びは、「お客様の笑顔」です。工事終了後に、お客様に笑顔で “ありがとう” と言われ、笑顔で “ありがとうございました” と返したいのです。「笑顔が見たい、笑顔でありたい」、それが私のモットーです。

「一隅（いちぐう）を照らす。これ則ち国宝なり。」は、比叡山を開いた最澄の言葉で、社会の片隅における職場・家庭・学校などでも、各自の立場で最善を尽くしている人は社会を照らす国宝に値する、という意味だそうです。この言葉を胸に刻みながら、お客様の笑顔と出会う一瞬のために、一意専心の気持ちで邁進していきます。

　大手ハウスメーカー退職後にリフォーム会社を設立した私は、実に様々な塗装業者と仕事をしてきました。そんな折ムラヤマ塗装との出会いは、長年お付き合いのあるお客様から塗装工事のクレームが発生してしまい、2次対応の担当業者になられたのがご縁です。その際の高品質なフォローのおかげで、お客様も満足のいく完工となりました。

　もともとはクレーム対象側だった村山社長ですが、その真面目で温かい人柄と納得のいく職人技に魅了され今に至ります。「外装劣化診断士・外壁診断士」の資格を保有し、長年この業界で生き抜いてきた私だからこそ、自信を持ってムラヤマ塗装をおすすめできるのです。

　失敗しない塗装工事のポイントは、技術力の高い誠実な業者選びと、工事の事前打ち合わせにあります。材料の選択はもちろん、下地処理など重要なプロセスを説明してくれる業者だけが信用をおけます。確かな診断から2度の完了検査まで、完璧な仕上がりへの努力を惜しまないムラヤマ塗装。生涯サポートを志すムラヤマ塗装。お客様のご期待に添えるよう、誠心誠意尽くす所存でございます。